【作例レビュー】FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS|解像度が高すぎる望遠レンズ
こんにちは!キャメライズの「キャメラ社長」です。
今回はSONYのEマウントレンズ「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」(型番「SEL70300G」)をレビューしていきます。
運動会などの人物撮影から、圧縮効果を用いた風景撮影まで用途の多い望遠レンズ。今回紹介する「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」は望遠レンズの中でもコストパフォーマンスが良く解像度もしっかりと高いバランスの取れたモデルとなっています。
購入して結構経ちますが本当に良いレンズですので是非購入の参考にしてみてください!
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSのスペック・外観
まずは「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」(型番「SEL70300G」)の基本スペックを表にまとめました。
焦点距離(mm) | 70-300 |
レンズ構成 (群-枚) | 13-16 |
開放絞り (F値) | 4.5-5.6 |
最短撮影距離 (m) | 0.9 |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 84 x 143.5 |
質量 約 (g) | 854 |
質量は854gと望遠レンズの中では軽量クラス。持ち運びに便利で、片手でも安定して撮影することができます。
外観
「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」を「SONY α7iii」に装着した外観はこんな感じ。
70-300mmなのにこんなにコンパクトなんです!
ズームをするとレンズが筒状に長くなる形状なので少し注意が必要です。
堂々と刻印されている「G」マークは高級レンズの証。使っているだけでテンションが上がりますよね。
黒で統一されたデザインによって高級感があります。
AFとMFのフォーカスモードスイッチ、フォーカスレンジリミッター、手ぶれ補正スイッチ、ズームロックスイッチを搭載。ワンタッチで設定を変えることができます。
フォーカスホールドボタンも搭載。一度ピントを合わせたあと、ボタンを押している間はフォーカスを固定してくれるのでオートフォーカスと組み合わせるととても便利です。
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSで実際に撮影した作例
それでは実際にFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSで撮影した作例をいくつか紹介していきます。ボディは「α7iii」です。
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS作例1枚目
ISO640 198mm f5.6 1/200s
圧縮効果を使って富士山を大きくしてみました。大迫力で良いボケ感ですよね
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS作例2枚目
ISO100 184mm f6.3 1/250s
メリハリのあるコントラストに、高い解像度が組み合わさってはっきりとした一枚になっています。
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS作例3枚目
ISO200 267mm f5.6 1/320s
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS作例4枚目
ISO200 70mm f5 1/100s
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSレビュー
作例を踏まえて、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSの各ポイントについてそれぞれレビューしていきます。
表現力
ボケ感を柔らかく表現できるだけでなく、その中にしっかりとした解像度が残された感じがとても特徴的です。70mmから300mmという広範囲を扱うレンズなのにも関わらず明瞭な解像度を実現しているのはSONYの技術の結晶ですね。
そしてやっぱり300mmの望遠レンズのメリットは何と言っても迫力のある圧縮効果。特にフルサイズカメラはAPS-Cのカメラに比べてズームを苦手としていますがこのレンズは300mmと十分すぎるほどの望遠です。
取り回しの良さ
やはりこのレンズの魅力といえば取り回しの良さ。望遠レンズではトップクラスに軽く持ち運びに困りません。特に旅行などのお出かけや運動会などの長時間に及ぶ撮影ではレンズが重いだけで相当な負担になってしまいがちです。気軽に300mmのレンズを持ち運べるのはまーじで最高!
動画撮影にもバリバリ使える
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSを使ってPV風の撮影をしてみましたが、手ぶれ補正がとても優秀でジンバルなしでもいけちゃうくらいです。
やはり解像度が高いので被写体の動きをよりはっきりと表現することができます。
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSまとめ
ということで今回はFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSをレビューしました。
作例も紹介しましたので是非参考になれば幸いです!